四柱推命用語で珠玉陶洗(しゅぎょくとうせん)という言葉があります。四柱推命の鑑定を受けられた方で命式に珠玉陶洗の関係があると言われた方もいるかもしれませんので説明したいと思います
そもそも珠玉陶洗(しゅぎょくとうせん)って
珠玉陶洗(しゅぎょくとうせん)と言われたけれど・・・
四柱推命では干支暦を用いて生年月日時を十干、十二支に変換をして命式作ります。作成した命式の中に珠玉陶洗(しゅぎょくとうせん)の関係がある場合があります
珠玉陶洗(しゅぎょくとうせん)とは、宝石や金、砂金などを清い水で洗い流してその宝石や金や銀が光り輝く状態になっているということです。
珠玉陶洗(しゅぎょくとうせん)に当てはまる干支
自身の命式を見て十干の辛と壬がある場合に珠玉陶洗(しゅぎょくとうせん)になる場合がありますので注意してみてください
辛(かのと)は宝石に例えられます
辛という干は宝石や砂金に例えられています。辛は綺麗に光輝くことによってその価値が上がります。汚れている宝石ではその価値は下がってしまいます。
砂金は川底から採取して壬水で洗って美しく磨かれて純金になります
壬(みずのえ)は大河・海・湖に例えられます
壬は大河に例えられています。壬は流れることが本能で、塞き止められることを嫌います。水源となるものは庚(かのえ)辛(かのと)です
壬(みずのえ)と辛(かのと)の関係
命式に壬(みずのえ)と辛(かのと)があって特に日干が壬(みずのえ)で印綬が辛(かのと)の場合、壬が辛を洗い流しています。辛に付着していた埃や泥を綺麗にしてくれます。
たとえ辛の宝石が汚れていたとしても壬の大河、流水で綺麗に流してくれて辛の宝石は光り輝くことができますので辛の価値があがり、辛の良さが発揮されることになります
珠玉陶洗(しゅぎょくとうせん)が活かされている命式
珠玉陶洗(しゅぎょくとうせん)が命式内で生かされている状態を説明します
珠玉陶洗(しゅぎょくとうせん)を持ち合わせている方の特徴
知性に溢れていて、聡明さが際立ちます。先天的に頭の回転が良くて頭の良さが目立ちます。他の二つの干のもよりますが穏やかさやおおらかさを持ち合わせていて多くのものを容認する包容力を持ち合わせています。
珠玉陶洗(しゅぎょくとうせん)を持つ有名人は?
ずばり大谷翔平さんです。大谷さんは1994年7月5日21時05分生まれとなっていましたので日干は壬、隣の時干は辛です。ばっちり珠玉陶洗(しゅぎょくとうせん)を持っています。
大変聡明な方で、立ち居振る舞いからもおおらかさや穏やかさが感じられる包容力の大きさも伝わってきます。
まとめ
珠玉陶洗(しゅぎょくとうせん)を命式にお持ちである方は、大変頭が良くて人としても大変すばらしい方であります。自然と内側からあふれ出している人柄や性質で多くの人が周りに集まってくるようなそんな羨ましい方です。
中国式四柱推命は難易度が高く難しいですが的中率に非常に長けています。自身や自身に関わる人の命式を中国式四柱推命で是非お役に立てていただければと思います。
コメント