四柱推命は日本式と中国式に分かれています
四柱推命という言葉は一度は耳にしたことがあるかと思いますが、何故私がわざわざ四柱推命の前に中国式と付けているかというと、四柱推命には大きく日本式と中国式に分かれれているからです。
どちらが本物でどちらが偽物?という事ではなく読み取れる事柄が違うという事が大きな違いです
命式の作り方は日本式も中国式もどちらも同じ作り方で生まれた生年月日から干支に変換して作ります。
日本式の四柱推命は生まれた年、月、日の3柱でも見ることが出来ますが
中国式四柱推命においては、生まれた年、月、日に加えて時間も大事な部分で4柱で見ていきます。
読み解ける用途が違います
それなら3柱でみてくれる日本式の四柱推命でよいのではと思うかもしれません。しかし、日本式の四柱推命では個人の性格や持っている資質や特徴などは知ることが出来ますし、年運や大運でどんなテーマの年になるのかを知ることはできますが、個人個人に適している喜神、忌神が分かりません。
喜神、忌神の判断が大切です
喜神、忌神が分からなければ年運や大運でテーマが分かっても、そのテーマが自分にとって良いテーマであるのか、気を付けるべきテーマなのかの判断が出来ません。
例えば、その年のテーマが金銭運だとします。今年は金銭運なんだ!と雑然と分かっても日本式四柱推命ではそこまでです。訪れるその金銭運は良い金銭運であるのか?それとも良くない金銭運で注意が必要なのかが分かりませんので自分はどうしたらよいのかを知ることが出来ません。
日本式四柱推命では、金銭運の良い時期はいつなのかとか、良い出会いや良い結婚のタイミングはいつなのか、など色々な良い時期良くない時期などを予想することが出来ません。
中国式四柱推命は吉凶判断が出来ます
一方、中国式四柱推命は喜神忌神をはっきりと見分けていきます。喜神忌神というのは十干十二支が自分にとって良い運気の働きをしてくれるのか、それとも良くない運気の働きをしてしまうのかということです。
喜神忌神が分かっていれば、いつ、どのような行動を起こせばスムーズに事柄が運びやすいのかを見通すことが出来ます。そしていつ、どのようなことに注意が必要なのかも分かりますので良くない運気だとしても事前に気を付けるようにすることによって大事に至らないですみます。
タイミング、時期を見極めることは大切です
なかなか良い出会いに恵まれずにこのままずっと一人で生きていくのかな?とか、いつ頃結婚するチャンスが訪れるのか?と不安な気持ちでいるのは辛い事ですよね
中国式四柱推命は吉凶判断が出来ますので出会いや結婚恋愛に良い時期などもしっかりと読み解くことが出来ますので事前にその時期が分かっていれば積極的に出かけたりして良い出会いを掴み取ることが出来ます。
そのタイミングで積極的にマッチングアプリなどをしても良いと思います。
中国式四柱推命を多いに利用しましょう
これから訪れる運気を多いに利用してよりよく人生を良い方向に動かしていければいいですよね
中国式四柱推命の鑑定手順
中国式四柱推命の鑑定手順を説明します
命式を作成します
中国式四柱推命は生まれた時間も重要です。生まれた時間が不明ですとその方の良い時期や良くない時期、どんな良い運気が来ていいて、どんな良くない運気が来ているのかが正確に読み解いていくことが出来ません。
万年暦を用いて生まれた年、月、日、時干を十干十二支に変換させていきます。
命式に干合、支合、冲があるかないかを確認します
中国式四柱推命はまず、作成した命式の中に干合、支合、冲があるか見ます。
変化する干合か合去する干合か確認します
変化する干合でしたら変化をさせて命式を変えます。変化しない干合でしたら合去でもともと命式にないものとして考えます。(存在しないものとして考えます)
格局を決めます
次に4柱をみて格局というものを決めなければいけません(ここを読み間違てしまうと誤った鑑定結果になってしまいます)
格局というものはその人の個性や才能、価値観を表すものです。
大きく内格と従格に分かれます。
内格(普通格局)
内格ならば身強の内格か、身弱の内格に分けます。こちらは普通格局といって全体の約90%が普通格局になっています。
従格(特別格局)
残りの10%程の方は従格といって特別格局になります。更に従格は身強の従格と身弱の従格に分かれます。
身強の従格
身強の従格は大きく従旺格、従強格に分かれます
身弱の従格
身弱の従格は大きく従児格、従財格、従殺格に分かれます。
喜神、忌神の判断をする
格局が決まりましたら干関係をよくみて日干(自分自身)にとって良い干支、良くない干支を見極めていきます。十干十二支をそれぞれ喜神なのか忌神なのかの判断をします。表現するならば、日干がどの干支にしばかれていてどの干支をしばいているか、状態をよく見極めていきます。
大運、年運で巡る干支と照らし合わせる
大運(5年)や年運(1年)でどの干支が巡ってくるのかをみて判断します
巡ってくる干支が喜神なのか、それとも忌神なのかを見極めて吉凶判断をしていきます
中国式四柱推命の鑑定は時間がかかる場合があります
中国式四柱推命はどんな干支が巡ってくるのか、どの程度の強さ弱さなのかをひとつひとつ丁寧に日干と日干の周りの干支との関係をみて判断していきますので時間がかかります
また、表現の仕方が難しいですが、簡単な命式の方は比較的早く読み解くことが出来ますが、微妙な強さの干支や微妙な干支の並び方をしている方の命式は過去の出来事を伺うなどして慎重に判断していきますので時間がかかってしまいます。
中国式四柱推命は的中率の高さに長けています
中国式四柱推命は、命式を作成して格局に分けても同じ格局の人は皆、単純に通り一遍に同じ運気の読み解き方は決してしません。
同じ年、同じ月日に生まれた方でも生まれた時間が違うならば、格局も違いますし、そうなると喜神忌神もそれぞれになりますので吉凶判断が変わってきます
(鑑定結果がそれぞれ違うという事です)
命式中の天干の並びや強さ、状態を細かく見ていきます。凄く細かく見ていきますので占術の中でも的中率の高さに長けています。
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